代表者名（もしくは現場責任者）

今井恭子（スタッフ代表）

代表者プロフィール

1966年生まれ。小学生のときからの夢「学校の先生」になるも、理想と現実とのギャップに悩む。そんな頃知った自由な教育にひかれ、小学校教師を辞め、アメリカに渡る。フロリダ州のグラスルーツスクールで１年間インターンとして過ごし、これこそ理想の学び場だと思う。 　帰国後、オルタナティブスクールでスタッフ、英会話講師を経て、青年海外協力隊でジンバブエに音楽教師として滞在、デンマークにも短期留学し、現地の学校を視察。自分の中の理想の教育像を熟成させる。その間にアドラー心理学にも出会い、セミナー等に多数参加して学ぶ。その後、非常勤講師として再び公教育の現場に立ち、やはりオルタナティブな（もうひとつの）学びの場を、と決意を固め2006年に「まんじぇ」を開校。行ったことのある国は約20カ国。2007〜2017年までNPO法人自然育児友の会理事。個人の詳しいプロフィールはこちらにあります。（　 https://kyoko-imai.jimdofree.com/プロフィール/　）

設立のきっかけを教えてください

公立の小学校で合計6年働き、もっと良い教育があるはずだ！と探し求め続けるうちにデモクラティックスクールに出会いました。インターンをしたアメリカの学校でデモクラティックスクールを素晴らしいと思うと同時に、デモクラティックスクールに限らず、子どもたちが学びの場を選べる、選択肢があるということが何よりも大切だと思いました。その後、我が子が就学年齢になる前になんとか選択肢を作りたいと思い立ち上げました。

活動において大切にしていることは何ですか？

学びの主体が子どもだということ。大人が勝手に決めないということ。年齢に関係なく対等であるということ。

その他サイトを見る人に伝えたいことはありますか？

子どもには学ぶ権利があります。その権利を保障するための１つの選択肢として学校があります。学び方は人の数だけあると思いますけど、いろんな問題で心が疲れているときは、それに向き合うだけで精一杯で、自分が何がしたいか、じっくり考える余裕がないかもしれません。一見、怠けていたり、自暴自棄になったりしているように見えることもあるかもしれません。でも、自分の人生を自ら台無しにしたい人なんていません。まずは、今の自分をそのまま受け入れてくれる人がいて、エネルギーがたまったら、それぞれ自分がどうしたいか考えるでしょう。入学前から子ども本人が、どこで学びたいか選ぶことができたらベストだと思いますが、一旦学校に行って、そこで疲れてしまった人は場合によってはエネルギー補給の時間が必要かもしれません。補給できたら、どんな場所が自分に合っているのか、ゆっくり考えたり試したりできるといいですね。そのときに、まんじぇも選択肢の１つになったら嬉しいです。そのときは、ホームページをぜひ隅々まで読んでください。

パンフレット