【各自治体の教育支援センター】
教育支援センターは各自治体に設置されている公的機関です。相談機能のほか、地域の学校に行きずらい子が通える教室が設置されていることが多いです。この教室、かつては「適応指導教室」という名称で、学校復帰を目指す場所というイメージでしたが、平成28年の文科省通知で見直され、「不登校児童生徒への支援は、〝学校に登校する“という結果のみを目標にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて、社会的に自立することを目指す必要がある」と明記されました。
不登校児童生徒への支援のあり方について(文科省通知最新版2019)
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(代表よこちのアメブロ「文科省が不登校対応の歴史的な見直し⁉︎」)
ただ、自治体によっては未だ慣例的に「適応指導教室」という名称が使われている場合もあるようです。この名称は、「適応を指導する教室」という、まさに問題のある子をあらためる、というイメージがあり不登校への誤解を助長する名称なので、まだ使用している自治体にはもう使用しないように促していきたいですね。
また、まだまだ学校復帰を強く促すような「支援」が行われていることもあり、それが子どものためにならないということを保護者の姿勢としても伝えていきたいですね。
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